○計画の概要
本事業はJR南武線の稲田堤駅〜府中本町駅間の延長約4.3kmの区間を連続立体交差化するものです。
本事業により、矢野口駅など3駅を含む約4.3kmの区間を高架化するとともに、側道の整備を行います。
現在この区間で平面交差している鶴川街道、府中街道等の道路と鉄道を立体交差化することにより、踏切における慢性的な交通渋滞の解消が図られるとともに、道路・鉄道それぞれの安全性向上、鉄道によって隔てられている地域の一体化が実現し、沿線のまちづくりに大きく貢献することが期待されます。
・区間 稲田堤駅〜府中本町駅
・延長 約4.3km(都市計画決定区間約4.3km※)
・構造形式 高架方式
・駅施設 矢野口駅、稲城長沼駅、南多摩駅
※約4.3km: 東京都内約4.0km、神奈川県内約0.3km
○事業主体
・東京都建設局
○これまでの経緯
・平成4年1月 都市計画決定
・平成5年3月 都市計画事業認可取得
・平成9年1月 工事着手
・平成17年10月 矢野口駅付近高架切替
JR南武線(稲田堤駅〜府中本町駅間)計画位置図