「都市計画の見直し候補区間（日暮里・谷中地区）」の見直し方針

平成27年12月18日
東京都、文京区、台東区、荒川区

　東京都、文京区、台東区、荒川区は、「都市計画の見直し候補区間（日暮里・谷中地区）」の見直し方針を決定しましたので、お知らせいたします。
　東京都と特別区は、平成16年3月に策定した「区部における都市計画道路の整備方針」において、都市計画道路の必要性の検証を行い、日暮里・谷中地区の補助線街路第92号線、178号線、188号線を、「都市計画の見直し候補区間」として選定するとともに、まちづくりと整合のとれた「都市計画道路の見直し」について検討を行うとしました。
　これに基づき、東京都と関係３区（文京区、台東区、荒川区）において検討を行い、このたび、以下のとおり都市計画の見直し方針を決定しました。

• （方針）「都市計画の見直し候補区間（日暮里・谷中地区）」の見直し方針（904KB）
• （パンフレット）「都市計画道路の見直し方針について（日暮里・谷中地区）」（5.6MB）

見直し方針

　見直し候補区間の全区間廃止

基本的な考え方

• ・「区部における都市計画道路の整備方針（平成16年３月）」における都市計画道路の「必要性の検証」において、必要性の評価項目のいずれにも該当しない。
• ・歴史的・文化的資産と貴重な緑が存在する地域の特性を踏まえたうえで、地域における「交通」、「安全」、「防災」の観点から検討した結果も、都市計画道路の必要性が低い。

今後の進め方

• ・見直し方針を前提とした地域におけるまちづくりの状況を踏まえ、見直し候補区間を廃止する都市計画変更手続きを行う。
• ・手続きに向け、概ね２年程度を目安として調整を進める。
• ・環状第３号線と補助線街路第95号線については、整備の実現に向け、地形や土地利用等を考慮し、必要とされる道路機能を発揮する整備形態の検討を引き続き行う。