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東京都豪雨対策基本方針について

最終更新日:令和5(2023)年12月18日

 東京都は「東京都豪雨対策基本方針」を策定し、これまで河川や下水道の整備、貯留浸透施設の設置等の取組を定め、総合的な治水対策を推進してきましたが、近年の気候変動の影響により激甚化・頻発化する豪雨災害への備えが求められています。
 そのため、学識経験者等による「東京都豪雨対策検討委員会」を設置し、将来の気候変動の影響を踏まえた東京都における今後の豪雨対策について検討を進め、令和5年12月に「東京都豪雨対策基本方針」を改定しました。

 これまでの方針改定について(東京都の総合治水対策の経緯)

1 改定の内容

  • (1)気候変動に伴う1.1倍の降雨量に対応するため目標降雨を都内全域で10ミリ引き上げます。
  • (2)目標降雨に対して、主に「河川整備」「下水道整備」「流域対策」で浸水被害を防止します。
  • (3)目標を超える降雨に対しても、「家づくり・まちづくり対策」「避難方策」を加えた5つの施策を組み合わせて、もしもに備えます。
  • (4)対策を先行するエリアを設定し、重点的な対策強化によって事業効果を早期発現するとともに、都内全域で段階的に事業を展開します。

2 資料

3 取組の紹介

  • ・地下街等の浸水避難を支援する映像の公開

ターミナル駅周辺に広がる大規模な地下空間を有する渋谷、新宿西、新宿東、池袋、新橋、八重洲、大手町、丸の内、有楽町、銀座、上野・御徒町、及び浅草の計12地区について、地下街等の管理者、隣接ビルの管理者、鉄道事業者、地元区等から構成される「東京都地下街等浸水対策協議会」を設置し、関係者が連携して地下街等の浸水対策に取り組んでいます。
この度、集中豪雨等による地下街等の浸水の危険性や浸水対策、避難行動等について、広く利用者へ知って頂くために、映像を公開しました。

1 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」

2 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」(避難行動編)

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お問い合わせ先

都市基盤部 調整課 施設計画担当
直通 03-5388-3386