平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、窓ガラスや外壁タイル等の落下が数多く見られました。また、地震時でなくとも、経年劣化により、外壁や広告板が落下し、通行人が負傷する事故が起きています。

建築物の安全点検をしてみましょう。

 このような事故を未然に防ぐため、あなたが所有又は管理する建築物の窓ガラス、外壁タイル等、広告板について点検し、落下のおそれがある場合には、必要な改修をしましょう。

窓ガラス

 昭和54年以前に着工された建築物の場合、窓ガラスの取り付けに硬化性パテを使っている場合があり、特に、硬化性パテを使ったはめ殺し窓ガラスは地震時に割れやすく、落下のおそれがあります。そのため、このような窓ガラスが道路や通路に面して設置されている場合には、通行人等に危害を与えるおそれがあるため、大変危険です。

 取付けに硬化したパテが使われていないか確認し、硬化したパテが使われていたら、早めに改修しましょう。

【改修方法の例】
・網入りガラスに取替える。
・ガラス面に飛散防止用フィルムを貼る。
・古い枠を残してひとまわり小さい安全な窓を入れる。
・枠ごと古い窓を外して新しく安全な窓をつける。等

詳しくは→窓ガラスの地震対策の要点((財)日本建築防災協会のホームページへPDFファイル)

外壁タイル等

 外壁にタイル張り、石張りをしたものや、モルタル塗り仕上げをしたものは、タイル等の剥離や浮き、仕上げや貼付けに使ったモルタルの劣化により、落下のおそれがあります。特に道路や通路に面している外壁のタイル等が落下すると、通行人等に危害を与えるおそれがあるため、大変危険です。

 外壁タイル等の劣化や損傷(タイルの一部剥落や浮き、ひび割れ箇所からの錆汁の流出など)がないか確認し、劣化や損傷がある場合は、早めに補修しましょう。

広告板

 建築物の外壁に取付けられた広告板は、広告板本体や支持部材に劣化や損傷があると、落下のおそれがあります。広告板は道路に面して取り付けられることが多く、落下した場合、通行人等に危害を与えるおそれがあるため、大変危険です。

 広告板本体や支持部材に劣化や損傷(著しい錆や腐食等)がないか確認し、劣化や損傷がある場合には、早めに補修しましょう。

※多数の人が利用する建築物では、定期的な調査・報告が義務つけられています。詳しくは→定期報告

※広告板の設置には許可が必要な場合があります。詳しくは→屋外広告物

お問い合わせ先
市街地建築部 建築企画課 建築安全担当
電話 03-5388-3344

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