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案件名:丸の内一丁目8地区計画(仮称)

※ 都市再生特別地区の都市計画提案においては、「丸の内一丁目1-12地区」として平成23年3月25日に受理した案件

所在地:千代田区丸の内一丁目1番12他
事業主:株式会社 鉄鋼ビルディング

「建築物のデザイン評価指針」による協議(デザイン協議)の経緯

 東京都は、本案件について、東京都景観計画及び計画地の地域特性を踏まえ、遠景、中景、近景の観点から、事業者と「建築物のデザイン評価指針」に基づく協議(デザイン協議)を行った。 デザイン協議にあたり、東京都景観審議会計画部会に意見を求めたところ、別添1(PDFファイル124KB)の意見が出された。これを踏まえ、都として協議を進めた結果、事業者より対応の方向性が別添2(PDFファイル1.73MB)のとおり示されたため、平成22年11月16日に協議を終了した。  

建築物のデザイン評価結果

 以下の理由から、本案件は皇居周辺にふさわしい良質な建築デザインであると認めるものである。

○本計画は、敷地南側に賑わいを演出する広場を設けることにより、東京駅八重洲口側や日本橋地区からの歩行者の回遊性の向上に一定の配慮がなされている。

 なお、計画部会からは、今後さらに良好なデザインとしていくために留意すべき事項が意見として出されており、これへの対応状況については、今後設計の熟度を高める中で適宜報告を求めていくものとする。