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「豊洲1~3丁目地区まちづくり方針」の策定について

平成13年10月10日
都市計画

「豊洲1~3丁目地区まちづくり方針」の策定について

 東京都は、大規模な土地利用転換が見込まれる豊洲1~3丁目地区について、魅力的なまちづくりを推進していくための指針となる「豊洲1~3丁目地区まちづくり方針」を策定しました。

「まちづくり方針」の目的と役割

  1. 1) 大規模な造船所跡地を含む約 60haの本エリアを一体として、水辺や都心への近接性を活かして、どのように魅力的なまちにしていくかの方向性を提示する。
  2. 2) いわばウォーターフロント最大の民間開発である本プロジェクトについて、民間の発想や活力を生かしながら、今後のウォーターフロント開発のモデルとなり、東京の都市再生に資するよう、事業者によるまちづくりを誘導していく。
  3. 3) 港湾計画変更や都市計画策定などの諸手続を進める指針とするとともに、具体の都市計画案の策定に結びつける。

「豊洲1~3丁目地区まちづくり方針」の骨子

1.開発コンセプト

  1. 1) 次世代型の産業・業務拠点
    ITや新エネルギーなど次世代型の産業・業務を立地し、東京の活力をリードする新たな拠点とする。
  2. 2) 水辺に開かれた賑わい空間
    水辺や造船所のドック跡を活かして、東京の新たな観光スポットとなるような、人々が楽しみ、やすらげる空間にしていく。
  3. 3) 魅力的な都市型の居住空間
    都心への近接性と良好な眺望を活かして、高品質な居住空間としていく。
  4. 4) 臨海部における交通結節拠点
    ゆりかもめの延伸にあわせて交通広場などを整備し、臨海部への新たな玄関口とする。

2.土地利用の方針

  1. (1) エリア別方針〔図1:62KB〕
  1. 1) 産業ビジネスエリア
    快適なオフィスや研究開発のスペースを提供し、「次世代型の産業・業務空間」に
  2. 2) ドック周辺エリア
    商業やレクリエーション機能を配置し「ドックを活かしたエンターテイメント空間」に
  3. 3) 住宅エリア
    先端産業の技術者やシニア世代も視野に入れ、「親水性の高い良好な居住環境空間」に
  4. 4) 水と緑のエリア
    海上公園と移設する豊洲公園によって、「水彩都市としてのやすらぎ空間」に
  5. 5) 賑わい拠点
    交通広場や駅周辺の歩行者動線を、「交流と賑わいの空間」に
  6. 6) シンボル道路
    晴海通り沿いに公開空地やカフェテラスなどを配置して、「賑わいある緑の環境軸」に
  1. (2) 開発フレーム
居住人口 就業人口
約 22,000人程度 約 33,000人程度
  1. (3) 対象地区豊洲1~3丁目地区、約 60ha

3.公共施設等の整備方針

  • ・ 地区内道路のほか、豊洲橋の拡幅などにより、適切な交通ネットワークを確保。
  • ・ 荷さばきや駐車車両の円滑な処理のため、敷地内に地下車路等の導入を検討。
  • ・ 駅へのアクセスや晴海通りの横断、水際の散策など安全で快適な歩行者ネットワークを確保。〔図2:40KB〕
  • ・ 海上公園、豊洲公園(移設)、その他公園・緑地の整備によって、豊洲1~5丁目における一人当たり公園・緑地面積を増加。
  • ・ 海上・水上バス発着所を設置し、臨海副都心等への海上交通の起点に。
    廃棄物の中間処理施設やコジェネレーションシステムなどを導入し、環境負荷低減のモデル的なエリアに。

4.まちづくりの進め方

  1. (1) 整備手法
  • ・ 再開発地区計画等の導入により、公共施設等を整備しつつ、土地利用転換を誘導する。
  • ・ 土地区画整理事業(2丁目)や住宅市街地総合支援事業(3丁目)等の導入を検討する。
  1. (2) 法定計画とスケジュール
  • ・ 平成 13年度に港湾計画の変更手続きを進め、引き続き、必要な都市計画手続きを開始する。
  • ・ 平成 17年度のゆりかもめ延伸に合わせて、一部まち開きを目指す。
  • ・ その後、20年程度の開発期間を見込む。
  1. (3) 開発者負担
    地区内の公共施設等の整備のほか、豊洲橋の拡幅に開発者負担を導入する。
  2. (4) タウンマネジメント(TMO)の展開
    諸施設の管理・運営からまちのPR、イベントの開催、まちづくりの企画・調整などを自主的に担うTMOの設立を検討する。

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