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平成16年度東京都・台東区・墨田区・荒川区合同総合防災訓練

平成16年度総合防災訓練(平成16年9月1日)で「横田基地」を訓練会場として使用しました

 「防災の日」9月1日、東京都は平成16年度総合防災訓練を台東区、墨田区及び荒川区と合同して行いました。東京都が米軍横田基地を訓練会場として使用するのは平成13年度以降、連続4回目となります。
 今年は、23区北東部を震源とする強い地震が発生し、建物倒壊や火災により多数の傷病者が発生したという想定のもと、横田基地では、全国から応援人員、物資の輸送、被災地からの傷病者搬送を行う際の中継地とする訓練が実施されました。

防災訓練写真
横田基地会場に到着し、マーク・O・シスラー司令官と握手をする石原都知事

 当日は、他県から自衛隊の大型輸送機で運ばれた警察・消防・医療関係の広域緊急援助隊や輸送車両、応援医療物資などを横田基地で受け入れ、ヘリコプターや車両に積み替えて空路、陸路で運ぶ広域輸送拠点としての訓練を実施しました。

防災訓練写真
広域緊急援助隊を乗せ、宮城県より到着した航空自衛隊C-1輸送機

防災訓練写真
消防車両を乗せ到着した、航空自衛隊C-130輸送機

防災訓練写真
C-1輸送機より降機し集合した宮城県警・広域緊急救助隊

防災訓練写真
宮城県警・広域緊急救助隊、陸上自衛隊CH-47輸送機により被災地へ向かう

 今回初めて、東京消防庁のトリアージテントが設営され、横田基地に運ばれてきた傷病者が長距離輸送に耐えられることができるかメディカルチェックを行うという訓練も行われました。

防災訓練写真
トリアージテント、この中で傷病者のメディカルチェックを行う

防災訓練写真
チェックの終わった傷病者を救急車でC-1輸送機まで搬送し、移し替える

 横田基地周辺の自治体5市1町(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)も、訓練に参加しました。空輸された緊急輸送物資を受け取り、車両に搬入して、各自治体へ向け出発します。

防災訓練写真
 緊急輸送物資を受け取るため、待機する横田基地周辺の各自治体(5市1町)の車両